神園正美の透明水彩画(53)人生のテーマ「工夫」

こんにちは

今回は、父が絵画教室の際に使っていたのではないかと思われるグッズが多々出てきましたので、そちらをご紹介します。

几帳面な性格

はがきサイズ位の用紙に、色の組み合わせや、光源からできる影の付け方と思われる資料が透明ケースに入れられています。

生徒の皆さんに、お見せしながら説明していたのではないかと思います。

準備、準備、準備

絵画教室で野外スケッチに出かける時には、この絵のように簡単にデモンストレーションもしていました。

私は絵を描けませんので、果たしてこれらの資料が皆さんのお役に立っていたのかはわかりません。

しかし、父がどう皆さんに伝えていこうかと、時間をかけて様々な準備をしていたことはよく覚えています。

工夫に工夫を重ねて

父は16歳の頃、不慮の事故により左腕を失い、そこからは全てのことに「工夫」がテーマになっていたように思います。

母や私は不器用な上に怠惰な性格でしたので、「どうして両手があるのにこれができないんだ」と厳しい言葉を投げかけられることもありました。

自分自身は、工夫に工夫を重ねて様々なことを乗り越えてきたので、さぞや歯がゆい思いをしていたのでしょう。実際、絵画のこと以外でも全て私達より器用にこなしていました。

晩年は、万人に対し「皆できないことはできないよな・・・」とそれぞれの個性を認めて本当に優しいおじいさんになっていき、生涯を終えました。

今日もご覧いただき、ありがとうございました

管理人 娘 みほ

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